Ｑ16 　その他具体的な不祥事の原因は？ （自由に記入）


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1 企業の意識の問題
2 *消費者は馬鹿であるという企業のおごりが引き起こした。
3 *多分、正直に商売をしていると、あまりにも利益が上がらなく、無駄が多いのと、納品の際、欠品する事が会社にとって一番大変な事だと思っていたからだと思う。
健康に害がないなら、なんとかなると思ったんだろうし、実際それまでは問題が出ていなかったわけだから…。
4 　もともとが消費者のことをきちんと考えてやっていないところが
ほとんどなんだから、どうこう言っても変わらないと思っている
5 １、基本的には、本音とたてまえ。
２、企業人間として、会社の命令に服従する。正しいことは正論であり、価値ではない。
３、法は、あっても慣習が優先。　行政も法は原則禁止で通達・指導で曖昧ことする。
４、指導・通達ほど、危険な行政であり、慣習が通用しなくなると犯罪に結びつく。
6 １、政府､官公庁、産業界の癒着　天下り　献金　許認可権
２、日本の企業特に大手は上からの命令に逆らえない　逆らえばリストラ
３、企業のモラルの無い事　化粧品でも食品でも目立つ所にある他社製品と
　　自社製品を入れ替えたりしているそうな
４、私を含めて消費者がおろか
7 １．その個体の絶対数よりも遥かに多い量の商品が市場に出回っていることに問題があります。例えば【九州　鹿児島産　黒毛・・・】等など、その産地に日本全国に出回るほどたくさんいるはずがないのです。
２．そのブランド（？）につられて商品を見ずに買ってしまう消費者側にも責任はあります。
３．企業側もそれを知っていて安易に宣伝に使用すること
8 いかに日本人が貧乏人根性が強いかということだと思います。ブランドに弱い、小金もちになりたがる。すぐに人と比較して妬んだり恨んだりする。いかにも島国根性そのものです。そこを逆手にとって商売をしてきていたのが食品業界だったんでしょう。騙されて良い気になっていた消費者も悪いです。
9 お金儲けのためだけという気がしました
10 どうせ判らない、バレなきゃ良い。
楽して儲けたい、他人を騙してでも自分は甘い汁が吸いたい。

という考え方の従業員(特に上の方の人たち。工場長とか)がいるから･多いから。
11 どの企業もしている。ばらされたのは弱い立場の業者にうらまれたから。とフツーは考えますよね。
12 どんな会社や組織であれ，自分たちが関わっているものの重大性などを全く認識していないこと。これは食品業界だけでなく，すべての業界において言えることであり，消費者・生産者だけでなく，他の組織をも侮っているとしか思えない。
13 なんと言ってもモラルの問題だと思う。
絶対やってはいけない事をやってしまった。取り返しがつかないと思う。
社会全般にモラルの低下が見うけられるのが残念だ。
14 デフレ状況下における企業の利益至上主義の弊害
15 バレなければ何をやってもいいという、「良心の欠如」が原因。無宗教国の日本だからこそ、そういう風潮が根強いのでは。
16 フランスのAOC制度のように、正統的な食品を守り、品質を維持していくための国家的制度がなく、また、そのような国民意識も薄いから。
17 ブランドという名の信頼を得る為に先人が積み重ねてきた努力に対する認識の無さと､ブランド名だけで付加価値が伴うと考え､品質保持に対する努力を怠った一部の無責任な人間達の仕事に対する甘え
18 メーカーが、コストばかり考えてしまい、安全性と品質が疎かになってるのでは。
19 モウケ主義！
※本質問に、選択制限が必要とは思われない。意識誘導の意図を感知する。
20 モラルの低さ
21 �‘睇�告発したくても出来ない会社・社会で結局自分が損をしたりリスクが大きい。��監督官庁・関連団体が役所仕事で天下り役人で構成されているからまともに機能していない。消費者やマスコミがおとなしい為、時間が経てば収まっていたから甘く見て会社の損得や会社内の自分を優先して「食品製造」の責任を忘れていた。今回の雪印食品やその他の会社で存続できなくなったケースは当然であり今後も関係団体・マスコミ・消費者は強くなる必要がある。
22 以前より肉の品種表示などに疑問がもたれ、実際に色々な銘柄のシールが張られて
いたのが、いつのまにかそのシールを使わなくなっていたこともあった。
しかし、そのようなことがあったにも関わらず行政が指導したとかのニュースは
見ることがなかった。
また、知人の肉やに聴いたところによると
スーパーやチェーン店などで、今回明るみにでたような
ランクの違う銘柄のシールなどを張り、高く売っていることは常識だよといわれた。勿論、彼のような小さな食肉店では信用でしか食べていけないのでやってないと言っていた。
そんな食肉業界の「常識」とよばれるほどおおっぴらにおこなわれていた
不正表示を行政がなにもしてこなかったことが、今回のように大きな問題になっていったのではないでしょうか。
23 一部の心無い「会社の偉い人」がいること。
経営者の場合もあれば専務、常務、取締役、部長、所長の場合もあるが
「これは違うんじゃないの？」と下が言いたくなることを平気でやろうと
する人種がいます。このような人たちの部下はかわいそうです。
いろいろな不祥事がありましたが、これに携わった人たちの中で苦しみ
ながら、または罪悪感にかられながら作業をした人もいるかと思います。
使われている身としては、言われればとりあえず言うことを聞くしかない
のですから困ったものです。ここのところの不景気で、企業は何かというと
人を減らそうとしています。言うことを聞かないならやめてもらっても
結構ということもあるのかと思います。
このようなことが不祥事の下地になっていると思います。
文章がまとまらなくてすみません。
24 嘘を平気で押し通す政官業の幹部の跋扈を許す風土が、社会のモラルを低下させているからで、食肉問題もその1現象に過ぎない。その中で政治の責任が極めて大きい。
25 会社が、管理体制の甘い政府と、商品の価値を見極められない消費者を、バカにしているから。
26 解らなければ何をしても良いといった不道徳者が多くなった｡
利益になるならば、不正してでもといった金儲け主義の体質の会社が増えた｡
27 企業がもうけのことしか考えていないから。
28 企業が苦しい状態にするから
29 企業が消費者のことよりも会社の利益を優先に考えていること
30 企業が利益目的だけのために事業を行っている。悪いことを悪いと
きちんと注意できる人間関係が成立していない！
31 企業が利益優先で、商品に対する責任やプライドを持っていないから。
32 企業が利潤追求をするあまりに倫理がないがしろにされている
33 企業だけでなく、政府も、そこにまじめに仕事に取り組もうという意識が全体的に低下しているように思う。たとえば厚生省や農林省にもいい加減さがあったのと同様に、企業も消費者の足もとを見ていたわけで、はなれた所から見ると、だれもマジメに仕事してないように思う。もっと人（消費者）の立場に立って仕事をしてほしい。
34 企業としてだけでなく、携わる一人一人の人のモラルが低いから。特に中年以降の男性はほんとに低レベルのモラルしか持ち合わせていない。
35 企業にモラルがないから。
36 企業のもうけ主義が露見した事例。企業モラルと消費者を(お客）を大切にしようとかけらも考えない詐欺商法だ。儲ける事しか考えていない職場トップの責任感の程度の悪さ
37 企業のトップが現場を知らない。
38 企業の古い体質が原因
39 企業の社会的責任感がない。
40 企業の体質もそうですが消費者の無知に起因する事が多いと思います。
ＴＶでの紹介を鵜呑みにする人ほどだまされやすい。
私は宣伝の９割はでたらめだと思いますね。一つづつ確かめるのは至難の業ですが、食は基本。ここがきちんとしていたら医食同源と言う事は本当になります。
41 企業の拝金主義の表れと、商モラル低下だと思う。
42 企業の問題意識が低い。また、学習能力がない。釈明ばかりに力をいれて、再発防止のための対策を真剣に考えていない。
43 企業の問題意識が低い。また、学習能力がない。釈明ばかりに力をいれて、再発防止のための対策を真剣に考えていない。
44 企業の利益至上主義と甘え
45 企業も政府も、生産者や消費者をナメているから。
46 企業モラルの欠如とリスク管理（危機意識）の欠如。
47 企業活動のためには違法行為も許されると言う認識があるため。
企業が違法行為をしても処罰されるのは直接の担当者のみで経営責任者には何の処罰も行われにあため企業として違法行為はしないという意識がない。
48 企業姿勢の問題
49 企業哲学の欠如。
50 企業名で買って貰えるという企業の甘え。
他でもやっているから、みんながやっているからと言う、日本独特の周囲同調。
企業の方に、悪いことをしていると言う意識が足りない。
無意味に書類をスタンプリレーよろしく、回覧捺印するだけで、内容を把握してない。
51 企業理念よりも金儲けを優先させるから。
52 企業倫理の欠落、利潤追求のみにはしった結果。
食べること=生きること ということを忘れてしまったのだと思う。
53 強いものには　逆らえない　上司や役所　一人で異議を言っても首になるだけ　だから　黙ってるにこしたことない
54 業界の常識は世間の非常識と企業が認識していない
また、誠実にしていても税で利益が出ないので、なるべきしてなった
55 経営トップの姿勢
56 国、買い手の危機管理能力、それに対しての必要性が
乏しすぎるため、後手後手に回る。
表沙汰にならなければ良いというのもある。
会社の基本精神が精通していないのもある。
役職を持った管理者の考え方も経営者や生産者を理解
していないのでその場しのぎである。
57 今までは不正をしていても発覚しなかった。
インターネット等の活用で匿名の内部告発が可能になったため、不正な行為が
調査できるようになったように思う。
シンガポールに何年か住みましたが、告発に報奨金がついています。
この制度のために、タバコのポイ捨て、ビルから物を投げる行為、等のない
住みよい社会になった、と言う人がいますが、私は、少し寂しい気がします。
58 自分（企業）の利益だけしか考えていないから。また　消費者を甘く見ているから
59 自分さえ良ければいいという考え方が根底にあり、これは企業に限らず日本人
全体に見られる風潮だと思う。権利の主張ばかりが横行し、基本的に他人のために
という考え方が失われて来ている。
日本人全体が今は苦しくても、いや、苦しいからこそ、他人の為に、社会の為に、
国の為に、世界の為に、という考え方に切り替えていく必要がある。
これが人間としての最低限の誇りだと思う。
60 自分さえ良ければ良い。という考え方が企業にあるのでは
企業倫理の崩壊
全てが他人事
61 自分の企業の経営が優先で、消費者のことを考えていないから。
賞味期限切れなどは、当然食べても問題はないが、それを騙して売るのは許せない。何を信用したらいいのかわからなくなる。
62 自分の仕事に責任を持ってないから。
63 自分達の作っている製品に対しての責任感のなさ。
バブル以降の不景気。
64 少しぐらいならというような企業体制の甘さ
65 消費者がその企業に対しての知識をほとんど持っていないから。
66 消費者が品質のよいものを大量に求めるくせにそれに見合うコストを払わないから。
消費者のニーズに応えられなければ企業は存続できないが、消費者のニーズそのものが企業を存続できなくしているという現実があると思う。
67 消費者の無意味なブランド志向と自分の感覚で本物を見極められない見る目が
ない事が大きい。
少し表示を改ざんしても消費者から何の疑問も無いので消費者は業者になめられ
どんどんエスカレートしていくと思う。
もちろんそれにつけこむ業者のモラルの無さもある。
つまるところ自分だけが良ければ良いという日本人全体の公意識の低さだろう。
68 消費者をナメているから
69 消費者を見ていない証拠。
これぐらいなら、とかどうせわからないからとか、
たかをくくっている。
消費者を甘く見たツケであるのは言うまでも無いと思う。

「顧客（＝消費者）」というものが現場では見えなくなっているのではないかと思う。
70 消費者第一ではなく、売上重視の企業体制。
71 情けないことに、銭儲けに手段を選ばなくなった。
72 食品産業は、元々、正直にやっていれば、大手企業として成り立つものではない。
どこかでインチキをしてコストを下げ、利潤ばかり追求しながら消費者の健康を無視することによって成り立つものである。この昔からの体質が、今回明るみに出ただけで、悪質な安いものばかり買おうとする消費者にも責任がある。
73 政治も同じだと思うが、発覚しなければ良い、発覚しなければもうけもの、あるいは発覚するはずはないというような甘えとずるさの構造が思い上がりを増徴させている。そして、悪事をしてでも儲けることを最優先にしてしまう企業の方針が最大の原因だろう。
74 政治家、業界、官界　我々日本人は高度成長期に拝金主義が身に付き公明正
大、誠意と言う大事なものを見失ってしまった。
75 政府の腐敗によるから
76 正確には続けざまに不祥事が明らかになっただけで多かれ少なかれ、多くの食品会社ではあることだと思います。以前勤めていた会社（食品）でも公に話せないようなことはありましたし。社会（一部会社だといいのですが）のモラルが低下しているのが大きい素因だと思っています。
77 生産者が、もうけがあればいいと思っているから。
78 昔からあったこと。
それを是正しない企業、監督しない行政、すべての怠慢が、たまたま今回みんなに知れ渡っただけのこと。
79 戦後民主教育のおかげで、恥を忘れた日本人がたくさん作られたから。
80 全て金儲け。内部告発がなければ有難く食べているのだから。
81 組織としてそれなりに優秀な分社員個々人の品質の低下があまり問題に
ならなかったのが、そろそろ出てきたということではないでしょうか。
82 組織の理論が横行し、個人の義務感や正義感がないがしろにされてしまう、日本の組織についての構造的欠陥によるところが大きいと思う。
83 多くの人達に、自分自身の仕事への誇りが欠けているからではないかと思います。
誇りを持って日々の仕事に対していたならば、このようなことは起こり得ないと思います。
84 大企業と行政及び政治家との癒着
85 大企業などの上役の人の責任
86 大抵の企業は、似たような事をやって来たと思う。やはり、高度成長期の供給側の立場で経営をやってきたのだと思う。バブルが崩壊してこの飽食の時代に、今までと違う経営理念に切り替えなければならない。情報が蔓延している消費者は見極める能力を持っている。もう、嘘をつき通すことが出来ないのである。企業は今回の事件でそれを肝に銘じなければならない。既に企業評価は、どれだけ環境に、地域社会に貢献しているかが企業イメージの代表になる。もう、大中小といった色分けや、ブランドの境は無いのである。
87 内部留保を溜め込んでいる企業が、なおいっそう利益をあげようとする。
政府がそれをやりやすくしている。
政府・企業の癒着が原因。
88 日本企業独特の倫理観の欠如した企業体質
89 日本人いや人間としてのモラルの低さと売上に対する締め付けのようなものが存在しているのでは・・・消費者もブランド意識がつよく、たとえば産地で価格が高くてもあたりまえと思っている。お米なども魚沼産コシヒカリなど生産数より出回っている方が多いそうです。つまり、調べれば偽物が沢山ある事になります。それぞれの心の問題でしょう。損得勘定のみで動く、情けない時代になってきました。
90 日本人のものの考え方そのものが甘いから。
消費者も「信用できるものなどない」ということを
かんがえるべきである。
91 日本人のモラルが危機的状況にある。
特にバブル経済を経験した後は生産者、流通関係者、メーカーなど
経済効率を追求する余り消費者に対する責任や、自分の扱う商品に対する責
任を放棄する事態が見られる。
上の命令、要求に応えられない場合はバブル崩壊後は首が飛ぶ可能性が出て
きたので、
良心に反する行いも敢えて行うケースが増えてきているのではないか。
92 日本人の安全性や責任の重大さに対する意識が低すぎる。それに一度そうしたところは消費者が買わないくらいの意識でいないと　そんなことをしても生き残れるという結局は、甘い体制が改善されるわけがない。
93 日本人の自分だけ主義。
みんなでわたれば恐くない主義
客を自分の金儲けの材料としてしかみない社会風潮
↓
世の中の実力者や金持ちはみんなやっていることと考えている。
自分が同様なことをやることでその仲間にでもなったかの錯覚が気引き起こす狂気
↓
馬鹿者どもの集まり、守銭奴の集まり、こいつらが実質日本を牛耳っている事実。
自分たちもやらなければ上に行けない・・・・。
94 日本人の消費行動は幼稚です。各個人のプライオリティーがはっきりしてないので流行（本当は流行ってない物も含む）に左右され、結果的に無駄をしてる。日本人は金持ちだと誰かにおだてられ、関係の無い一般庶民もその気になってる。
本質を見極める能力や知識が無い場合は、自身の感性を信じるのが正しいのです。流行を追い求めるのは自分の感性を否定している訳だから、益々本質を見る目を失っている。自分も含めてそうですが、もっと遠い過去から学び、遥かな未来への配慮を心掛ければ、自ずと道は開けると思います。事件を引き起こした人だけが改心して済む事ではないと考えます。
95 農林水産省が大企業からお金を出されると、首を横には振る事が出来ないため、肉骨粉がここまで流通してしまっている。税金を払っているのは国民なのだから、企業の事より、国民の事を第一に考えてほしい。根本的な考えが間違っている。農林水産省の肉骨粉担当者ももちろん辞職させるべき。
96 罰則があまい
97 不況のため、業績悪化を防ぐため・・だと思う。何も知らずに働く、下の立
場の従業員は、可哀想すぎる。
98 不景気（デフレ）であることにも原因がある。
一企業では解決できない、経済政策を政府が怠ってきている。
さらに、今回の不景気は銀行とゼネコンが招いたものなのに、
その責任や負担を国民にかぶせている。それを放置してきたり、
黙認してきた政府、この３者が諸悪の根元である。
99 不景気だから
100 不景気だから
101 不祥事が起きると言うよりも、「発覚」していると思っている。あるメルマガ記事には、インターネットの普及が、情報伝達の早さ、社会参加のしやすさを手助けし、今回の事柄が次々と発覚したのではないか、ということが書いてあった。賛同できる意見である。
102 不祥事を起こす社員が、消費者のことを後回しにし、利益追求を最優先としているから。
103 複雑な業界のシステムを規制する法律の整備が遅れている。
罰則規定がなければ、結局甘い方へと流れてしまう。
また、企業の利益誘導型のやり方では、利潤追求のあまり、品質に対する真剣さを欠いてしまいかねない。
104 法律がザルと言っていい程の何の抑止力も無いものだから。
また、立法時に国民の安全と正義に目を向けずに、企業の利益に目を向けた勢力の議員が跋扈しており、彼らを民度の低い有権者が国会に送り込んでいるから。
105 本質的な企業だけでなく、日本全体の体質の問題と思う。
　日本人独特の、事なかれ主義や・・・・物にはまかれろ、とか中途半端（そのくらいは・・・・・）な判断体質、などによる、起きるべきして起きた一部の表面化した結果にしか過ぎないと思う。つまり、今回の表面化した不祥事は、氷山の一角でしかなく、実際的にはその何倍もの表ざたにはならない問題があると認識している。これも日本だからこそ発生した「まあ、まあ・・・・・」といった日本人特有の体質的な本質的なあいまい性から来るもではないだろうか、と思う。
　「安全」ということにおいては「妥協」や「中途半端」「そのくらいはいいだろう」は、いかなる場合も許されてはいけないのである。この点の認識が曖昧にされた結果に過ぎないと思う。
106 予備校各校発表の有名大学の合格者の合計が、大学発表のそれよりもはるかに多いのは有名な話である。同じように黒豚の生産量より流通量が多いのはよく聞いていた。要は、消費者がこういう問題に疎いのである。日本の消費者は欧米の消費者に比べ、おとなしすぎる。自身の問題なのに問題が明らかになってから騒ぎ出す。縦割り行政や制度上の改革はもちろん必要だが、消費者の意識改革がもっとも必要だと思う。消費者の意識（世論）が高まれば、制度改革も進むだろう。
107 利益・利潤がすべてだという考えがあるのだと思う。