Q1.無料メールマガジンの記事は、日頃どの程度読んでいますか?

Q2.主に、どのジャンルの無料メールマガジンに登録していますか?

Q3.新しい無料メールマガジンが次々と発行されていますが、
今後も新たに登録を増やすと思いますか?

Q4.メールマガジンを登録していても、読まなくなる理由を教えて下さい。

Q5.メールマガジンの記事中の広告を見て、ホームページのURLをクリックして、そのページを見ることはありますか?

以上、問いとそれに対する回答の比率をグラフ化したものです。メールマガジンの購読状況や今後の利用意向など、重要な情報が凝縮されています。たとえばQ2を見てみると、プレゼントや懸賞情報のメールマガジンへの登録が最も多く、次いで趣味・エンターテイメントが3位以下を大きく引き離してグラフを伸ばしています。「ちょっと情報収集ついでに何か当たらないかなあ」と考えている人や、「何かおもしろい話が舞い込んでくればもうけものだ」といった感覚で登録している人が多いのようですね。ということは、3位のコンピュータ・ソフトウェアについてのメールマガジンなどというのは、読者に対して”プレゼント”や”無料モニター募集”なんてのを付け加えれば購読者数を伸ばす、なんてことが見込めるかも知れません。
またQ4も、メールマガジンの品質向上に向けての重要な情報となり得ますよね。「記事内容がよくないので」、「配信数が多すぎて」、「文章が読みづらいので」・・・読まない!読者が現在登録しているメールマガジンに対しての不満が爆発しています。それは裏を返せばメールマガジンをより面白くするためのヒントそのものなわけで、たとえば「読みたいメールマガジンが見つからない」と答えた人に対して「ではどんな内容のメールマガジンを読みたいですか?」と問うことにより、ニーズに対して新たな提案をしていくことができます。そこに上げられたジャンルのメールマガジンを発行することや、またはニーズに対応したメールマガジンを探し出して紹介していく、なんてことも可能になりますね。他の問いについても、そこから様々な可能性を見いだしていくことができるでしょう。
いかがでしょう。もしあなたがメールマガジンの発行者であるならば、この結果からどんなことを読みとるでしょうか。そしてどのように作品に反映させていくでしょうか。アンケートとは様々な人間の感性の宝庫です。使い方次第で送り手にも受け手にも望ましい形のコミュニケーションを作り上げていくことが可能になるのです。