アンケートと日本人の密接な関わり。もうご理解いただけましたよね?
では最後に「アンケートはこんなにおもしろく活用できる」ってことで
あの番組について・・・

実例『クイズ!100人に聞きました』

・・・誰でも一度くらいは見たことがあるでしょう、懐かしいあの番組。何を言いたいかはおわかりですね?アンケートをエンターテイメントとして作り上げたこの番組が視聴率で年平均20%を割ったことがないという事実こそ、日本人のアンケート好きを象徴しているのではないでしょうか。

「サラリーマン100人に聞きました。サラリーマン生活で一番怖いのはどんなことですか?」・・・1.病気44人、2.倒産17人、3.上役9人、4.信用を失うこと8人、5.女子社員4人、6.クビ3人

等々、日常生活のふとした部分にあらわれる価値観の違いを浮き彫りにするこの番組は知識を問うものではなくいわばアンケートを元にした「正解のないクイズ」で、その時代の日本人の感覚や流行が一目でわかるため、まさに日本人好みの番組だったと言えるでしょう。